躍進の参政党!神谷宗幣代表が語る勝因と課題とは?
選挙報道におけるメディアの公平性
MC鈴木「例えば立憲民主党や日本共産党は今回、自民党の裏金問題を展開しましたが、参政党はあまり言及されませんでした。ここはどいういうお考えですか?」 神谷氏は「政治とカネの問題をクリアにしたところで、 国民生活はそんなに変わらないので。やっぱり今本当に国民生活がだんだん困窮してて大変だからそこを争点にすべき」と考えたと説明しました。 結果を見ても、立憲民主党は勝ちましたが比例の得票数はほぼ前回から横ばい。共産党はしんぶん赤旗で政治とカネの問題の追及を頑張ったのに比例票が減りました。 「裏金問題は自民党だけの問題」だと神谷氏。「我々は自民党の大罪は、この30年の経済停滞だったり、日本の弱体化だと思ってる」と語り、この点については「メディアもグルだから、 ある意味連帯責任」だと言及しました。 MC鈴木「今回、メディアの合同の討論会に参政党が呼ばれなかったのは、私もちょっと許しがたい、ありえないんじゃないかと思います」 神谷氏「これは、我々だけの問題じゃなくて、日本のメディアのあり方、国民の知る権利に関わるような問題」と神谷氏。「小さい政党を出さないのはフェアじゃない」、「何のための国政政党要件なんですか」と訴えました。 10政党が多いと言うなら、番組を2回に分ける、前半後半で分ける、シャッフルするなど、やり方はいろいろあると語り合うMC鈴木と神谷氏。 神谷氏「各社ごとにメンバーが違えば議論も変わるので、面白いじゃないですか。4大メディアでここはこういう組み方とか。『もっと頭使え!』」と訴えました。
参政党の特徴と勝因
MC鈴木「参政党の特徴を作っている部分はどこにあるのでしょうか?」 神谷氏「投票したい政党がないから、自分達で作ろうということ」 参政党は、企業からも団体からも献金はもらわずに、国民の手弁当で、党費と寄附と政党交付金だけで運営していると解説します。 立憲民主党や国民民主党を見ていると「裏に組合がついているもんねというのが要所要所に見える」。 また「自民党も公明党も、やっぱりみなさんそれなりに背負っているものがあるから言えないことがある」と分析します。 神谷氏「うちは、思いは背負ってますけど、その組織とかお金は背負ってないんで。本当におかしいものはおかしい。メディアに対してもおかしいものはおかしいとはっきり言える」 外交についても「私たちは結構近距離で日本ファーストだ」と語り、日本人の国益を守るために同盟国であってもアメリカに言うべきことは言うべきであり、中国やロシアにも、きつく言っていかないといけないと訴えました。 MC鈴木「政党助成金を受け取っていても、自民党などに比べれば少ない中、今回94人の候補者を擁立したのは本当にすごいです」 「これは、やっぱり立ってくださった皆さんが立派なんです」と神谷氏。 候補者は、当選する可能性も低く比例の順位に入る約束もない中で、手を挙げてくれました。 神谷氏「日本を守りたいという思いで一生懸命にやってくださる方々が、市井の中にたくさんいらっしゃる。その人達をうまく集めて、協力してもらう体制を作ったというところに今回の勝因があるかなと思います」
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