生成AIなど導入支援 四日市商議所が賀詞交歓会 三重
【四日市】三重県の四日市商工会議所(小川謙会頭)は7日、市内のホテルで賀詞交歓会を開いた。衆院議員の中川康洋氏、参院議員の吉川ゆうみ氏、山本佐知子氏をはじめ、行政、企業の関係者ら430人(192社・団体)が出席し、飛躍に向けて決意を新たにした。 開会、国歌斉唱後、小川会頭、一見勝之知事、森智広四日市市長が年頭あいさつ。小川会頭は「今年は巳(み)年だが、蛇は脱皮するということで、新たな挑戦の元年。生成AI(人工知能)などIT機器導入、事業創出、創業など会員企業の挑戦を支援していく」と述べた。 一見知事は首相の年頭会見から、①東京一極集中を変える②防災に力を入れる―が特に印象に残ったとした上で「年初から景気の良い話が多いが、県も組織改正を行い、明るい年となるように取り組む」と語った。 森市長は「3月末までに北勢バイパスが477号バイパスまでつながるのは明るい話題で、渋滞緩和、産業誘致拡大の可能性が広がる。市の中心部に民間投資が集まって来ているが、希望や可能性をさらに大きくして、元気都市をつくっていく」と話していた。 同商議所正副会頭5人と一見知事、森市長、中部経済産業局の柳原和男産業部長らで盛大に鏡開きを行い、石川善己市議会議長による音頭で乾杯。出席者は歓談して新年を祝った。