新時代の中盤で躍動するリヴァプール生え抜き 指揮官も絶賛する22歳はチームにとって欠かせない選手に
スター選手揃いの中盤
昨夏にMFジョーダン・ヘンダーソンやMFファビーニョ、MFジェイムズ・ミルナーといった中盤の選手の多くが退団したリヴァプール。 リヴァプールの中盤は新時代を迎えており、今シーズンよりアルゼンチン代表MFアレクシス・マクアリスター、ハンガリー代表MFドミニク・ショボスライ、オランダ代表MFライアン・グラフェンベルフ、日本代表MF遠藤航の4人が加入した。 スター選手揃いのリヴァプールの中盤だが、このメンバーに負けない活躍を見せているのがMFカーティス・ジョーンズだ。ジョーンズは、リヴァプールのアカデミー出身の選手であり、2019年のFAカップでトップチームデビューを飾った。 ジョーンズは今シーズンの公式戦21試合に出場し、4ゴール3アシストを記録している。11日に行われたカラバオカップ準決勝1stレグのフラム戦でもゴールをマークしており、指揮官のユルゲン・クロップは「彼は我々にとって超、超、超重要だ」と絶賛している。 今季のジョーンズは攻守にわたってチームに貢献している。攻撃面では昨シーズンが公式戦24試合に出場して3ゴール1アシストだったことを踏まえると、今季の数字は素晴らしい結果だ。また英『Daily Mail』によると、守備面では1試合あたりのインターセプトの回数は昨季より0.3回増加した0.7回をマークしており、ポゼッションの獲得は1試合あたり4.8回から6.3回と増加しているとのこと。 そしてジョーンズは1試合あたりの平均の走行距離は12.6Kmとなっており、攻守に渡って奮闘していることがわかる。同メディアはこの活躍が続けば、6月に開催されるEURO2024のイングランド代表メンバーに入ることも不可能ではない、と綴っており、22歳MFを絶賛している。 今シーズンより、中盤には多くの新加入選手と鎬を削っているジョーンズ。1カ月ほどエースのサラーと遠藤が離脱する状況が続くが、首位を走るリヴァプールにとってジョーンズは重要な存在となる。
構成/ザ・ワールド編集部