真珠湾攻撃で97式艦上攻撃機の様子を描いた絵画 大分・宇佐市に寄贈
ハワイの真珠湾攻撃の状況を描いた絵画がホノルルの博物館関係者を通じて大分県宇佐市に寄贈され、5月から始まる「戦争の記憶をつなぐ特別展」で展示されることになりました。 【写真を見る】真珠湾攻撃で97式艦上攻撃機の様子を描いた絵画 大分・宇佐市に寄贈 宇佐市は平和ミュージアムの建設をきっかけにハワイ真珠湾航空博物館の相談役だったゲイリー・マイヤーズさんと親交を深め、2019年にホノルル市と姉妹都市の締結をしました。 9日は亡くなったゲイリーさんの遺品を管理する小池良児さんが宇佐市役所を訪れ、真珠湾攻撃の様子が描かれた絵画(作者不明)が贈られました。絵には真珠湾攻撃に参戦し、前田武さん(福井県出身、98歳で死去)が搭乗した97式艦上攻撃機の様子が描かれていて、本人のサインも入っています。 宇佐市にかつてあった宇佐海軍航空隊では97艦攻を使った訓練が行われていました。宇佐市は5月から始まる戦争の記憶をつなぐ特別展でこのパネルを展示し、平和への取り組みに役立てることにしています。
大分放送