オミナエシ、タカノハススキ、サルスベリ、ヒシ…牧野植物園は秋の花が見頃【高知】
高知さんさんテレビ
9月に入り朝晩は涼しい風が吹くようになったこの頃。高知市の牧野植物園で秋の花が見頃を迎えています。 すらりと伸びた茎に小さく咲く黄色い花。秋の七草の1つ、オミナエシです。牧野植物園ではススキやオミナエシなどが見頃を迎えています。 一口にススキといっても品種はさまざま。同じ種類に見えますがこちらは園芸品種の「タカノハススキ」で葉に鷹の羽のような模様があるのが特徴です。 ピンクやムラサキの鮮やかな花を咲かせているのはサルスベリ。その名の通りサルもすべるほど幹の部分がつるつるしています。 ほかにも水面に浮かぶ「ヒシ」は白い花を咲かせ実は食べることができます。食感はクリに似ているそうです。 9月4日の気温を見てみますと、最低気温は山間部のいの町本川と梼原町では20℃を下回りました。ただ、いの町本川では最低気温が17.3℃最高気温が29.7℃で気温差は12.4℃。このように朝と日中の気温差が10度以上ある地点が6カ所ありました。 牧野植物園・栽培技術課・上杉翔さん: 「朝晩はだいぶ涼しくなってきたんですが、日中はちょっとまだまだ暑いところもありますので、ゆっくりと建物の中などで休憩をとりながら、夏から秋にかけて見頃の植物をゆっくりご覧いただきたいと思います」 牧野植物園ではこれからヒメノボタンも見ごろとなります。
高知さんさんテレビ