OT終了間際にハリバートンが値千金の3点プレー…ペイサーズがバックスとの大接戦を制す
4月27日(現地時間26日)、「NBAプレーオフ2024」1回戦が開催され、イースタン・カンファレンスではインディアナ・ペイサーズがホームのゲインブリッジ・フィールドハウスでミルウォーキー・バックスを迎え撃った。 【動画】土壇場でビッグプレーを成功したハリバートン! 試合開始から軽快なオフェンスでリードをつかんだペイサーズ。ベンチ出場のオビ・トッピンが豊富な運動量で得点につなげ、39-22と17点を先行して最初のクォーターを終える。第2クォーターでは点差を詰められる場面も見せたが、アンドリュー・ネムハードの3ポイントシュートなどで盛り返し、67-55と2ケタリードを保ってハーフタイムを迎えた。 第3クォーターでは一進一退の攻防が続くも、バックスにじわじわとリードを縮められ、83-90で最後のクォーターへ。その後は1点を争う大激闘となり、ペイサーズは残り7秒で3点リードに成功。しかし、ラスト2秒でクリス・ミドルトンに劇的な3点弾を沈められ、試合はオーバータイムに突入する。 延長戦ではペイサーズが粘り強いオフェンスを見せ、1分以上にわたって攻撃を継続する場面も。残り8秒には再びミドルトンに3ポイントを決められ同点となったが、ラストオフェンスでエースのタイリース・ハリバートンが値千金の“3点プレー”をお見舞い。2度目のオーバータイムを狙ったミドルトンの長距離砲は3度目の成就ならず、最終スコア121-118でペイサーズが白星をつかんだ。 大接戦を制して2勝1敗とリードしたペイサーズは、ハリバートンが18得点10リバウンド16アシストのトリプルダブル、大黒柱のマイルズ・ターナーが29得点9リバウンドと奮闘。ベンチからの起爆剤となったトッピンは15得点6リバウンドを挙げ、第3戦の勝利に大きく貢献した。 惜しくも敗れたバックスは、ミドルトンが42得点10リバウンド5アシストの大爆発を見せ、デイミアン・リラードは28得点8アシスト3スティールをマーク。後半では意地の追い上げを披露するも、勝利にはあと一歩届かなかった。 ■試合結果 インディアナ・ペイサーズ 121-118 ミルウォーキー・バックス IND|39|28|23|21|10|=121 MIL|22|33|28|28|7|=118
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