京都サンガの開幕戦 後半アディショナルタイムまで負けていたチームを救ったのは高卒ルーキー・安齋の活躍!
サッカーJ1リーグが開幕し、京都サンガは柏レイソルに引き分けました。 後半アディショナルタイムまで負けていたサンガを救ったのは高卒ルーキー・安齋選手の活躍でした!! 2月25日、サンガは、アウェーで柏レイソルとの開幕戦を迎え、新加入のトゥーリオや鈴木冬一らが先発しました。 前半からサンガは、縦に速いサッカーを展開しますが、得点には結びつきません。 前半アディショナルタイムには、相手の日本代表・細谷に決定的なシュートを打たれますが、サンガの守護神、ク・ソンユンがファインセーブをみせ、チームのピンチを救います。 スコアレスで折り返した後半、サンガは攻め込まれる場面が続きます。 そして後半32分、相手のエース、マテウス・サヴィオにペナルティーエリア外からミドルシュートを決められ、先制を許します。 勝利を信じるサンガは、終盤に5人の選手を投入し、攻撃的な布陣でゴールを奪いに行きます。 福島県の尚志高校を来月卒業するルーキーの安齋が、ピッチに入ったのは後半44分。 「全員がタフに戦っている中で、自分が入ったら、点を決めたいと思っていた」という安齋がピッチで躍動します。 後半アディショナルタイムには、得意のドリブルで左サイドから果敢に仕掛け、ファールを誘います。 福岡のフリーキックに原が合わせ、こぼれたボールに安齋が詰めていました。 こぼれ球を狙う自主練習は、常に取り組んできたという安齋。 Jリーグ史上3人目となった高卒ルーキーの開幕戦デビュー弾は、チームに勝ち点をもたらす値千金のゴールとなりました。 【声】京都サンガ MF 17 安齋悠人 選手(尚志高校3年) 「きょう少ない出場時間があったら、そこでチームに少しでも貢献出来たらという思いでピッチに入ったので、少し結果が出せてうれしかった。 チームが勝てなかったのは、もう1つ決められるシーンがあったし、そういうところは反省したい。」 クラブ誕生30周年! 「史上最高で最強のサンガ」へチームは歩み始めたばかりです。 【声】京都サンガ チョウ監督 「前半は球際でも負けず、お互いにイーブンでどっちか点をとった方が有利になるような展開で、後半少しボールを取ったあとの持って行き方が雑になって、相手にみすみすチャンスを与えたところで、点を与えてしまった。 それは今後の課題として、戦う気持ちやファイティングスピリットは、昨年の開幕とは見違えるようだった。 ここからしっかりもっともっと強くなって、勝点を積み上げたい。」