てんぐが泣かす!健やかな成長願う「子泣かし天狗祭」【愛媛】
赤ちゃんを元気に泣かせて健やかな成長を願う、一風変わった祭りが5日、鬼北町で開かれました。 太鼓の音に誘われ光と煙の中、子どもたちの前に登場したのは長い鼻をした真っ赤な顔のてんぐです。 この「子泣かし天狗祭」は、神通力を持つというてんぐが子どもたちを抱いて健やかな成長を願うもので、県内を中心に活動する太鼓集団「魁」が地域を盛り上げようと毎年開催しています。 今年は満1歳児とその保護者あわせて27組が参加しました。 【泣いた子どもの保護者】 「泣かないかなと思ったんですけど意外と大泣きして、ある意味良かったかなと」 てんぐに抱かれて泣いた子どもが多かった中、すやすや眠る赤ちゃんも…。 【眠った子どもの保護者】 「最初は楽しみにご機嫌でおったんですけど、途中から眠気の方が勝っちゃって心地よい太鼓の音色で終始寝ちゃってました」