「札幌演劇シーズン2025」プログラムディレクターが斎藤歩から小島達子に
「札幌演劇シーズン2025」のプログラムディレクターが、斎藤歩から小島達子に交代した。 これは斎藤の体調不良により決定したもの。交代にあたり斎藤は「札幌演劇シーズンのプログラムディレクターとして5年の任期を頂き、『2021-冬』から、実行委員会の皆さんや、参加してくださった演劇人の皆さん、そして観客の皆さんと一緒に、演劇シーズンを創らせていただいて参りましたが、私が厄介な病を患い、闘病しながらこの重責を担い続けるのがそろそろ難しくなっておりまして、これ以上続けていると皆さんにご迷惑をおかけする可能性もあることから、事務局・実行委員会の皆さんと相談をさせていただき、残り1年の任期を残してはいるのですが、プログラムディレクターを辞めさせていただくことになりました」と説明。小島は「札幌演劇シーズンには第1回目より参加しています。この12年間、数々の作品を上演させて頂きながら、シーズンの進化とともに札幌の演劇シーンの発展を見続けて来たと思っております。斎藤歩さんにはなるべくご無理をおかけしない範囲で、それでも最初はお力をお借りしながらになるかと思います。その中で、次世代にも繋がるような、私なりの新しい演劇シーズンを創り出していければと思いますので、未熟ではございますが、どうぞよろしくお願い申し上げます」と意気込みを述べた。 なお「札幌演劇シーズン2025」は来年8月上旬から9月中旬に開催予定。上演作品の募集が6月1日にスタートする。