女性を古臭く見せる「期限切れワンピース」の特徴。2015年頃に買ってたら要注意
みなさん、こんにちは! ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。これからの季節に活躍する服といえば、ワンピース。1枚でおしゃれが完成できて、楽ちん。そして女性らしさを存分に楽しめるワンピースは何度でも袖を通したいものです。しかし、かつてのお気に入りでも「着るとなんだかしっくり来ない」としたら、手放し時が来ているのかも。今回は、令和に着ると古臭く見える消費期限切れワンピースの特徴をご紹介します。 【イラスト】要注意の「2015年頃に人気だったワンピース」
太めボーダーのマキシワンピース
2010年~2015年頃まで定番化していたマキシワンピース。無論、マキシ丈のワンピースは令和の今でも定番人気のアイテムです。ですが、かつて流行っていたアイテムと今のものではシルエットやデザインに大きな違いがあります。
古臭く見えてしまうポイントは
ここでいうお古見えしているマキシワンピースとはIラインシルエット、ストレッチが効いた薄手のジャージー素材・ピッチ(幅)が太めのボーダーのこと。 現代は体のラインにピタピタとフィットしたシルエットのワンピースよりも、体が泳ぐくらいゆったりした身幅のものが主流です。シルエットもIラインより、Aラインが定番。現在のマキシ丈ワンピースは下重心のデザインが多いので、先にあげた特徴のワンピースはより一層今見ると古臭く見えてしまうのです。
2015年頃に買ったティアードワンピース
ティアードワンピースが古くなっている……という認識は、あまり多くの方に浸透はしていないかもしれません。というのも今も数多くのアパレルブランドから新作のティアードワンピースが販売されているから。しかし、この息の長い人気アイテムは私たちの気づかないところ微細な変化を遂げています。 今回、危惧しているティアードワンピースというのは2015年頃に売られていた昔のティアードワンピース。
現在のティアードワンピースとの大きな違いは
この頃のティアードワンピースの特徴としては、まず、ティアードの段の幅は太め、ギャザーの寄りも程よくといった感じ。全体的に身幅も裾もゆったりとしたオーバーサイズが多い印象でした。 対する現在のティアードワンピースは段の入り方にスタイルアップの工夫がされています。ウエスト周辺はシャープなラインでギャザーも細かくよっているものが多く、着用した時に身幅が太って見えないような設計に。歩くたびにふわふわと揺れるようなたっぷりとしたボリューム感が特徴的です。