ロッキの初得点で連敗ストップ、退任表明のチャビ監督「守備でも攻撃でも非常に良い変化があった」
バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が勝利の喜びを語った。クラブ公式サイトが伝えた。 27日に行われたラ・リーガ前節のビジャレアル戦で打ち負け、試合後には今シーズン限りでの退任を表明していたチャビ監督。1月31日に第20節延期分のオサスナ戦を迎えると、途中出場したブラジル代表FWヴィトール・ロッキの移籍後初ゴールが決勝点となり、公式戦連敗を止めた。 チャビ監督は「我々は守備でも攻撃でも非常に良い変化があった」とコメント。まだまだ課題はあるものの、ビジャレアル戦から進化したと話している。 「動きが足りなかったが、結果は出たので満足している。最も重要なのはチームが良い反応を見せることだった。試合内容も改善した」 「自分たちのサッカーについてはまだ改善する必要がある。特に最終ラインを崩すことを意識している」 ポルトガル代表DFジョアン・カンセロからのクロスを頭で決めたロッキについても言及。初ゴールが生まれたことで、今後に良い影響が出ると予想した。 「ヴィトール・ロッキが輝いて幸せだ。ポジティブなことの1つだ。彼のことをとても嬉しく思う。ここ数試合はチャンスがありながら決められていなかったが、今日はついにゴールを決めた」 「彼はハードワークするし、深い位置まで侵入する…我々に多くのものを与えてくれるだろうし、このゴールは彼の自信に繋がるだろう」 退任を表明してから最初の試合となった中、チャビ監督はバルセロナファンの熱に感謝。今後も団結していこうと呼びかけている。 「選手たちだけでなく、ファンのインテンシティも非常に素晴らしい。今日も彼ら(オサスナ)は10人になった」 「シーズンを良い形で終えるにはバルセロナファンの団結が必要だ。いつも我々をサポートしてくれているし、リーグ戦やチャンピオンズリーグを戦うにも必要だ。これが進むべき道だし、バルサにとって非常に良いことだ」
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