FA注目ソトは“ドジャース文化”には「不要」LA紙コラムニストが断言する理由とは?「そう簡単には機能しないだろう」
今オフFA市場で最大の目玉とされるファン・ソトが現地時間11月19日(日本時間20日)、ドジャースと面談を行った。ソトとは2024年の所属球団であるヤンキース、メッツ、ブルージェイズ、レッドソックスなども強い関心を持っているという。 【動画】強烈な先制2ラン!ファン・ソトがポストシーズン2号本塁打を放つ そんな中、ドジャースの地元紙『Los Angeles Times』のコラムニストであるビル・プラシュケ氏は「ソトはいらない!ドジャースはワールドシリーズ・チャンピオンの維持に集中すべき」という見出しの記事で、ドジャースにはソトは不要であると主張した。 同氏は「フアン・ソトの獲得が悪いというわけではない。彼は野球界最高の若手選手の一人であり、ドジャースと戦ったワールドシリーズでOPS1.084を記録した」と説明。「しかし、彼と契約するにはチームで最高年俸にする必要があり、その年俸は繰り延べなしで5000万ドル(約78億円)近くになる。それは新しいリーダーを必要としないチームではうまくいかないだろう」と述べた。 さらに「ドジャースはショウヘイ・オオタニのチームであり、ムーキー・ベッツのチームであり、フレディ・フリーマンのチーム。これからはフアン・ソトのチームでもあるというメッセージを送ることは絶対にできない」とし、「彼(ソト)の華やかなオーラは野球にとっては素晴らしいものだが、ドジャースの懸命に努力する文化の中ではそう簡単には機能しないだろう」と分析した。 「オオタニはプロ意識の高さで知られ、ベッツは利他的な性格で、フリーマンは根性で知られている」と、ドジャースの主力選手の性格などを考えても、「ソトは不要」であると強調している。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]