自民党の派閥による政治資金パーティーをめぐる問題で馳浩石川県知事は21日、国会議員時代にキックバックを受け一部を収支報告書に記載していなかったと明らかにしました。 自民党の派閥による政治資金パーティーをめぐる問題。21日夕方、県庁で開かれた災害対策本部員会議後のぶら下がりで馳知事は、国会議員時代、自身が所属していた清和政策研究会からパーティー券収入のキックバックを受け、一部を収支報告書に記載していなかったと認めました。不記載の金額はおととしまでの5年間で819万円だということです。 馳浩石川県知事 「私の監督不行き届きであります。改めてお詫び申し上げます、申し訳ありません」 馳知事は今月11日に清和政策研究会の塩谷座長からの連絡を受け、国会議員時代の秘書に確認し不記載が発覚。キックバックされた分は政治活動に必要な旅費や、通信費などの事務所経費として支出したということです。