劇的ゴールはサラーのおかげ? エリオットはリヴァプールの “未来”を担う存在となれるのか
値千金の決勝弾
プレミアリーグ第16節でクリスタル・パレスと対戦したリヴァプール。 リヴァプールは開始直後から好パフォーマンスを見せていたパレスに苦しめられる展開に。59分にFWジャン・フィリップ・マテタにPKを決められ、リヴァプールは1点を追いかける展開となった。 しかし、75分にFWジョルダン・アイェウが2枚目のイエローで退場すると、直後の76分にFWモハメド・サラーが同点ゴールを挙げる。数的有利を生かし攻め立てるも、パレスも粘りを見せる。 このまま1-1のドローかと思われた後半AT。劇的な決勝弾を決めたのは、この日74分から出場したMFハーヴェイ・エリオットだ。ドリブルで1人かわすと、豪快に左足を振り抜き、ネットを揺らした。 このゴールが決勝点となり、リヴァプールは2-1で逆転勝利を飾った。決勝点を決めたエリオットはサラーの影響が大きく関係していると、『TNT Sports』にて語っている。 「今日のフィニッシュは彼(サラー)から学んだことをまさに要約していると思う。私がどれだけ彼から学んだか、そして彼が私にどれほどの影響を与えたかについて話し続けたら、誰もが飽きてしまうだろう。私が最初にここに来て以来、彼は常に私のそばにいて、私の面倒を見てくれた。このようなレジェンドとピッチを共にできることを嬉しく思う」 サラーのフィニッシュを学んでいたと言うエリオット。まさに今回の決勝ゴールはエース、サラーのようであり、リヴァプールの未来を担う存在となることを予感させた。 今シーズン初ゴールを決めたエリオット。まだプレミアリーグでスタメン出場を果たしたのは、1試合のみだがここからの飛躍が楽しみな選手だ。
構成/ザ・ワールド編集部