氷川きよし、暴行騒動に自ら言及してケジメ 歌での恩返しを誓う
演歌歌手の氷川きよしが31日、都内でアルバム「演歌名曲コレクション20~ちょいときまぐれ渡り鳥~」の取材会で暴行騒動について謝罪した。 デビュー15周年を迎えて、10月の日本武道館公演では2日間で2万4000人ものファンを集めた氷川。11月19日には同アルバムをリリースすることも決定した。 そんな氷川はこの日、8月に元マネジャーの男性を殴ったとして、東京地検に書類送検されたことに自ら言及。 結果的に氷川の書類送検は不起訴となったうえ、この元マネジャー男性に関しては氷川の所属事務所に対し、暴行の「口止め料」の名目で億単位の金銭を要求したとして恐喝未遂の容疑で書類送検された。 そうした中、氷川は自ら「ご迷惑をおかけして、おわび申し上げます。デビューから15年間やってきて、自分でまいた種。慢心していた部分もあったと思います」と騒動になり、迷惑をおかけしたファンや関係者に詫びた。 すでに不起訴が出て罪がないと確定しており、業界内では「不起訴になったのにわざわざ謝罪する必要はないのでは?」という意見もあるが…。 「騒動の結論が出るまでは多くを語れない状況の中、このタイミングで自ら騒動に触れたということは、氷川さんも早くファンや関係者に自身の気持ちを伝えたかったということでしょう。言いたいこともたくさんあるでしょうが、それを飲み込んで、あえて騒動に対するお詫びに終始したという印象です」(民放テレビ局の情報番組スタッフ) 最後に「ファンのみなさまに歌で恩返ししていきます」と誓った氷川の今後に要注目だ。