【全国中学校駅伝】王者・京山中が今回も激走!女子は後続に大差つけ2連覇 男子は粘って6位入賞【岡山】
岡山放送
12月15日に行われた全国中学校駅伝に、2023年、男女ともに優勝した岡山市の京山が出場し、女子が2連覇達成、男子が6位入賞を果たしました。 冷たい風が吹く中、滋賀県で行われた全国中学校駅伝。5人で12キロを走る女子は、去年の優勝メンバー、3人が残る京山に注目が集まりました。 予選を勝ち抜いた全国48校が出場した今大会。京山は1区を任された3年の南和奏が先頭に離されながらも粘りを見せて10位でタスキをつなぎます。 2区は、1年の中西彩葉を起用。区間2位の走りで順位をぐんぐん押し上げ、7人抜きで、3位に浮上します。 3区は、2年の岩崎芽生。ここで勝負を仕掛けます。 (3区:京山2年 岩崎芽生選手) 「中西さんが順位をけっこう上げてきてくれたので、頑張らないといけない気持ちになりました」 岩崎は区間賞の走りで、2人を抜き、トップに躍り出ます。 4区を任されたのは、2年の下田千紗都。 (4区:京山2年 下田千紗都選手) 「1区から3区の選手が本当に良い流れを作ってきてくれたし、自信を持って走ることができました」 下田は区間新記録(6分41秒)の快走を見せ、後続を突き放します。 アンカーは全国中学校体育大会800メートルで優勝した3年の石原万結。1人旅となりますが、区間3位の安定した走りを見せます。 京山は、2位の大沢野(富山)と47秒差をつけて、41分18秒の1位でフィニッシュ。岡山県勢初優勝から1年。見事、2連覇を成し遂げました。 (5区:京山3年 石原万結主将) 「私に来るまでにすごく大きい差をつけてくれていたので安心して走れた。本当に最高です。うれしいです」 また、4区区間新の下田は、最優秀選手賞を受賞しました。 (最優秀選手賞 京山2年 下田千紗都選手) 「去年(2023年)は補欠で、みんなが走った優勝を喜ぶ感じだった。今年は自分もチームに貢献できて、みんなで優勝を喜ぶことができたので良かったです」 一方、6人で18キロを走る男子も2023年に優勝した京山に注目が集まりました。 3区の3年、玉川彩人が区間賞の走りを見せて、一時、トップに躍り出ますが、最後は、トップの藤(埼玉)と1分6秒差をつけられ、58分23秒の6位でフィニッシュ。連覇とはなりませんでしたが入賞を果たしました。 (1区:京山3年 竹井翔真主将) 「少し悔しかったんですけど、みんなで頑張って出した結果なので、良かった」 (3区区間賞:京山3年 玉川彩人選手) 「個人は狙っていた区間賞が取れたので良かった。みんなが粘って入賞という形は取れたので良かった」 香川県勢、女子は、高松市の龍雲が47分17秒の45位。男子は土庄町の土庄が1時間1分31秒の42位となっています。
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