札幌と函館で平年より早いサクラの開花宣言 急速に桜前線北上「札幌のお花見はGW前半あたりおすすめ」
HTB北海道ニュース
永山友菜記者) 「きょう(18日)こちらの標本木で開花が発表されました。ピンク色のサクラが並んで咲いています」。 17日までの暖かさから一転して肌寒い日となった札幌ですが、18日にサクラの開花が発表されました。観測史上最も早かった去年に比べて3日遅いものの、平年より13日早い史上2番目の記録です。 札幌管区気象台・鈴木朋弘さん) 「3月までは気温が平均だった。4月に入ってから高く経過したので早く咲いたと推測」。 一方、函館・五稜郭公園でも。 函館地方気象台・藤田結愛さん) 「はれるん、5輪サクラ咲いたよね。サクラの開花を観測しましたので本日を函館の開花日といたします」。 標準木のソメイヨシノで5輪以上の花が確認され、平年より10日早い開花発表となりました。急速に北上する桜前線。 永山友菜記者) 「円山公園ではたくさんのツボミをつけたサクラが少しずつ開いてきています」。 札幌の花見の名所・円山公園でもサクラが咲き始めていました。 公園利用者) 「週に3回くらい見に来てるけどだいぶ開いてきてうれしいですね。春がきたっていう感じで」。 公園利用者) 「だいぶサクラの芽も芽吹いてきて大きくなってきてますので、とっても楽しみです」。 円山公園の花見期間はゴールデンウィーク真っ只中の今月27日から来月6日まで。開花が早いことしの札幌、花見を楽しむのはいつがいいのか、気象予報士の宇野さんに聞きました。 HTBウェザー情報室・宇野日和予報士) 「札幌の標本木の満開は来週23日を予想しています。公園などの街中のサクラも来週中ごろにはかなり咲きそろってきそうです。お花見を予定されている方は来週末、ゴールデンウィークの前半あたりがおすすめです」。
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