WSJ記者の勾留不服申し立て、ロシア裁判所退く
ロシアの裁判所は23日、ウォール・ストリート・ジャーナルの記者、エバン・ゲルシコビッチ氏の勾留に対する不服申し立てを退けた。 ロシア連邦保安局(FSB)は昨年3月、ウラル地方で取材中の同氏をスパイ容疑で拘束。米国務省は不当拘束だと訴えてきた。 23日の非公開審理でモスクワの裁判所は、勾留期間を6月30日まで延長するという下級審の判断を支持。有罪の場合、最高で禁錮20年が科される可能性があるという。 (ロシア、モスクワ、4月23日撮影、Alexander Zemlianichenko/AP/アフロ)