浅虫水族館の人気企画が5年ぶりに復活!夜のお魚はどうしてる?
RAB青森放送
浅虫水族館で5年ぶりに「夜の水族館」が復活しました。 昼と夜で生き物たちにどんな違いがあるのでしょうか。 まるで暗い夜の海のような県営浅虫水族館の管内。 ふだん見られない生き物たちの生態が観察できます。 ★浅虫水族館 木下駿さん 「生きたサンゴを展示している水槽になります」 これが夜になると… ★浅虫水族館 木下駿さん 「普段サンゴは夜になるとポリプと呼ばれる緑色の部分を隠すんですけど、今回の夜の水族館ではブラックライトを照らすことによって、こちらのサンゴが蛍光色に発光するようになります」 こちらはチンアナゴ。 昼間は砂から体を出していますが夜になると…。 砂の中に隠れてしまいます。 人気者のカクレクマノミは…。 ★浅虫水族館 木下駿さん 「カクレクマノミは毒が効かない体質があるので、その中に入って身を守るっていう意味でイソギンチャクの中で寝るという習性があります」 夜の水族館見学は1997年に始まった浅虫水族館の人気企画です。 コロナ禍で一時中断しましたが、再開を希望するたくさんの声を受け、ことし5年ぶりに復活しました。 ★浅虫水族館 木下駿さん 「想像していたよりもすごい多くのお客さんに来ていただいてうれしさと驚き」 こちらは珊瑚礁をイメージした大きな水槽です。 ★浅虫水族館 木下駿さん 「いま水面付近を泳いでいるスズメダイがみんな(夜になると)岩の中に隠れてしまいます」 夜になるとスズメダイはひとつにまとまって泳いだり、岩に隠れたりして身を守ります。 こちらは夜行性の珍しい魚「ホタテウミヘビ」。 昼は砂にもぐってじっとしていますが…。 夜になると砂から出て行動する姿が見られます。 ★浅虫水族館 木下駿さん 「1つひとつの水槽も見て頂きたいんですけど、水族館全体の夜の水族館ならではの雰囲気をぜひ味わってほしいなと思います」 「夜の水族館」は今月いっぱい、午後5時から7時まで土曜日限定で開催されています。