普段の買い物、約6割が「キャッシュレス派」 最も感じているメリットは?
みなさんは、現金とキャッシュレスではどちらを使うことが多いですか。株式会社NEXER(東京都豊島区)が運営するWebメディア『クレジットカードの知恵袋』が実施した「現金派かキャッシュレス派か」に関する調査によると、約6割の人が「キャッシュレス派」であることが分かりました。それぞれの支払い方法について、どのようなメリットがあるのでしょうか。 【グラフ】キャッシュレス決済を使うメリットは… 調査は、全国の男女881人を対象として、2024年5月にインターネットで実施されました。 まず、「普段の買い物で、現金とキャッシュレス決済のどちらを使うことが多いですか」と聞いたところ、「キャッシュレス決済が多い」(53.9%)と「キャッシュレス決済のみ」(6.4%)をあわせて約6割が「キャッシュレス派」であることが分かりました。 一方、「現金派」(現金が多い17.3%、現金のみ9.6%)は2割強、「どちらも同じくらい」(12.8%)は約1割にとどまっています。 キャッシュレス派の人からは「現金を持ち歩くのは危険」「お札や小銭を取り出すのが面倒」などの声が寄せられたのに対して、現金派の人からは「使いすぎるのが心配」「キャッシュレスは色々限られる」といった意見もみられました。 そこで、キャッシュレス派の644人に「キャッシュレス決済で最も感じるメリット」を尋ねたところ、「ポイントが貯まる」(46.0%)が最多となりました。 反対に、「キャッシュレス決済のデメリット」については、36.0%の人が「デメリットを感じることがある」と答えており、「使える店舗と使えない店舗とあるので、普段行かない店に行った時などはまず支払い方法を確認する必要がある」「ネットが繋がらない時支払いができない」「家計の計算が少し複雑になる」「スキミングなどの詐欺」「充電がなかったり携帯を落としたりしたときに使えない」といった意見が聞かれました。 一方、「現金派」「どちらも同じくらい」と回答した350人に、「現金を使うメリット」を教えてもらったところ、「お金を把握しやすい」(45.4%)や「どのお店でも使える」(42.3%)などが上位を占めました。 なお、「現金にデメリットを感じることがある」(38.0%)と答えた人は4割弱となり、「小銭が出てきたときにかさばる」「端数を出す時に手間取る」「落とす可能性もある」といったデメリットを挙げる声もみられたそうです。 ◇ ◇ 【出典】 ▽クレジットカードの知恵袋/【あなたはどっち派?】60.3%が、現金ではなく「キャッシュレス派」
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