「どフリーすぎて」三戸舜介が明かす、日本中を沸かせた舞台裏。プロ初のヘッド弾は光毅君に感謝! 再び歓喜の舞なるか【パリ五輪】
「ここにボールが来たらいいなってところに」
日本サッカー協会が7月26日、パリ五輪を戦うU-23日本代表に密着した『Team Cam』の最新回を公開。その中で24日のパラグアイ戦(5-0)で2発を叩き込んだ三戸舜介が、インタビューに対応し、率直な心境を明かした。 【画像】U-23日本代表のパラグアイ戦出場16選手&監督の採点・寸評。三戸&藤尾が2発ずつ、CBの2人も評価 オランダのスパルタに所属する21歳は、19分に大畑歩夢の折り返しを、ペナルティエリア内で受けると、冷静にニアを撃ち抜いて先制点をゲット。これで俄然勢いに乗り、さらに63分、今度は斉藤光毅のクロスに豪快なヘッドで合わせた。 試合直後に「自分たちが狙いとしているポケットを取って、大畑選手から折り返しをもらいました。フリーだったので時間がありすぎたのですが、上手く決められて良かったです。ヘディングでのゴールは、斉藤選手がクロスを上げる前から目が合っていて、ドンピシャのボールが来たので決めるだけでした」と語っていたなか、改めて得点場面を回想。1点目はやはり、余裕がありすぎた部分が強く印象に残っているようだ。 「ボールを受けた時は、どフリーすぎてちょっとびっくりしましたけど...フリーだったのでリラックスして打てました。2点目はここにボールが来たらいいなってところに、本当に光毅君から良いボールが来たので。プロになって初めてヘディングで決めました(笑)。嬉しかったですね。 ゴールにはこだわっていたので、2点取れたのは嬉しかったです。だけど、他のプレーの質でまだまだ改善するところはあるので、そこは満足せずにまた次に向けてやっていきたいです」 次は中2日でマリ戦。上り調子で気合は十分だ。 「初戦は難しくなると思うんですけど、しっかり勝てたのは大きいですし、5点取れたのは得失点のところでも大事になってくると思います。まだ突破とか何も決まっていないので、また2戦目、良い準備をして向かいたいです」 パラグアイ戦では、スパルタでも共闘した1歳上の斉藤と、息のあったダンスセレブレーションも披露した。再び歓喜の舞を披露し、日本中を沸かすことはできるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部