壷井達也を世界選手権3枠目に選出 竹内強化部長「すばらしい演技が安定的にできる」
◆フィギュアスケート ▽世界選手権代表選考会 全日本選手権 最終日(22日、大阪・東和薬品ラクタブドーム) 全競技が終了し、日本スケート連盟は会場で、2026年ミラノ五輪の枠取りを懸けた世界選手権(来年3月・米ボストン)の日本代表選手を発表した。 男子は全日本が予想外の結果となり、優勝者の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)、GPファイナル銅メダルの佐藤駿(エームサービス・明大)と、残り1枠が“予測不能”の状況となっていたが、全日本3位で、GPシリーズNHK杯でも3位に入った壷井達也(シスメックス)が初選出された。 男子の3枠目については壷井と、世界ランクとシーズンベストが日本勢3番手ながら全日本は8位に終わった三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)が候補にあがったという。日本スケート連盟の竹内洋輔フィギュア強化部長は「強化部会等で議論になった。今回の全日本を評価し、それ以外にもNHK杯を含めてすばらしい演技が安定的にできるという点で彼を評価した」と壺井が選ばれた理由を説明した。 ▽世界選手権(3月24~30日、米国・ボストン)代表 【男子】 ・鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大) ・佐藤駿(エームサービス・明大) ・壷井達也(シスメックス) 【女子】 ・坂本花織(シスメックス) ・千葉百音(木下アカデミー) ・樋口新葉(ノエビア) 【ペア】 ・三浦璃来、木原龍一組(木下グループ) ・長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー) ・清水咲衣、本田ルーカス剛史組(木下アカデミー)※条件付き 【アイスダンス】 ・吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー) ▽四大陸選手権(2月18~23日、韓国・ソウル)代表 【男子】 ・壷井達也(シスメックス) ・三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大) ・友野一希(第一住建グループ) 【女子】 ・樋口新葉(ノエビア) ・千葉百音(木下アカデミー) ・松生理乃(中京大) 【ペア】 ・三浦璃来、木原龍一組(木下グループ) ・長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー) 【アイスダンス】 ・吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー) ・田中梓沙、西山真瑚組(オリエンタルバイオ)
報知新聞社