【2歳新馬・京都5R】良血キングメーカーが早め先頭から後続を完封
11月17日の京都5R(2歳新馬、芝・外1800メートル、9頭立て)は、クリストフ・ルメール騎手のキングメーカー(牡、栗東・須貝尚介厩舎)がスタート直後は2番手に控えて勝負どころの3コーナー手前で先頭に立つと、後続の追撃を最後までしのぎ切って勝利。1番人気に応えてデビュー勝ちを決めた。タイムは1分49秒1(良)。 1馬身差の2着には好位からしぶとく追い上げたロードレジェロ(2番人気)が入り、さらに1馬身1/2差の3着には後方から差を詰めたパラディレーヌ(6番人気)が続いた。 キングメーカーは、父スワーヴリチャード、母プレリュードフィズ、母の父キングカメハメハという血統。近親にGⅠ3勝のマンハッタンカフェ、母のきょうだいにアプリコットフィズ、クレスコグランド、ダービーフィズと重賞V歴がある活躍馬がズラリと並んでいる。 ◆C・ルメール騎手(1着 キングメーカー)「まだ子供ですね。先頭に立ってずっと物見をしていました。スローペースで直線はすごくいい脚を使ってくれたし、ポテンシャルはあると思います。2000メートルも問題なさそう。これからもっと真面目に走れると思います」