阪神・岡田監督、2005年猛抗議&入団当時の姿など貴重映像放送 星野仙一さん少年時代の幻フィルムも
大阪・MBSテレビは、きょう11日と18日の2週連続で、深夜にドキュメンタリー番組『阪神タイガース 栄光への挑戦』を放送する。 【貴重画像】少年時代の星野仙一さん 倉敷商業時代の姿も 2023年に日本一を達成した岡田阪神。そのコーチ陣の大半は、岡田彰布監督が初めてチームを率いた2005年前後に選手として活躍していたメンバーだった 。 1週目の11日(深1:20~2:35)は、当時の夕方ニュース番組『VOICE』の人気コーナー「阪神の星☆」を再編集。「2005年Vへの序章」「2004 年もスゴかった!」「2年分の大爆笑」などを届ける。 多くの阪神ファンの記憶に残っている、05年9月17日の中日ドラゴンズ戦。バックホームの判定を巡り、岡田監督が審判に猛抗議したものの判定は覆らず、サヨナラ負けのピンチを迎えた。そこで岡田監督がマウンド上に集まったナインに語りかけた「ある言葉」から、岡田采配のすごさが明かされる。 そのピンチを切り抜けた後 、最終的に決勝ホームランを打った中村豊選手(当時)や平田コーチの証言を交えて、激闘の裏にあった人間ドラマを振り返る。さらに金本知憲選手(当時)のデッドボールによる骨折や、赤星憲広選手(当時)の流血、岡田監督の猛抗議シーンなど、笑いあり涙ありの盛りだくさんの内容 となる。 2週目の18日(深1:50~2:50)は、ダメ虎をわずか2年でリーグ優勝に導いた “闘将”星野仙一監督を振り返る。監督就任以来「ウチは挑戦者。原点に戻れ」と選手を奮い立たせ、2002年には4年連続最下位だったチームを4位に立て直し、「悔し涙を、嬉し涙にかえる」とファンに約束 。そして03年には18年ぶりの優勝を成し遂げるた。 星野監督の故郷である岡山県で徹底取材。 幼少期の知られざるエピソードを発掘すると共に、高校時代の「幻のフィルム」を40年ぶりに探し出すなど、星野監督の人生を深堀りする。03年11月1日放送『勇退~星野仙一・激闘の半生』を再編集したものとなる。 Tverでは放送後30日間配信。 ■榛葉健プロデューサー コメント 「生きる希望を、分かち合う」。長年、「いのち」をテーマにドキュメンタリー番組や映画を制作してきた者として、今一番 大切にしたい想いです。誰もが人生の苦しみや試練に直面することがありますが、それでも生きることは素晴らしい。そんな「希望」の手がかりを、分かりやすく受け留めてもらえるように、この2週連続のタイガース特番を企画しました。 長いプロ野球史の中で、お世辞にも強いとは言えなかった、阪神タイガース。だからこそ、強者に立ち向かう虎戦士たちの奮闘に、ファンも、そうでない人も、エールを送り続けてきました。 これは野球のドキュメンタリーですが、野球にまつわる「いのち」の素晴らしさを伝える番組です。 星野仙一、岡田彰布、そして多くのトラ戦士たちの生きざまを通して、この特別番組が、多くの皆様の心に「希望」の灯をともすきっかけになることを願っています。