８か月ぶりに復帰した錦織圭選手(写真：AP/アフロ)

◇マイアミ・オープン シングルス1回戦 S・オフナー2-0錦織圭(日本時間22日、アメリカ・マイアミ) 【画像】左膝の負傷のため、昨年2日のシティ・オープンを棄権した錦織選手 元世界ランク4位のテニスの錦織圭選手が、約8か月ぶりの復帰戦について自身の心境を語りました。 マイアミ・オープンのワイルドカード(主催者推薦)で出場した錦織選手は、世界ランク40位のS・オフナー選手と対戦。3-6、4-6のストレート負けで、1回戦敗退となりました。 錦織選手は、去年6月にケガから約1年8か月ぶりの実戦復帰。その大会で優勝を飾り完全復帰かと思われましたが、翌月ベスト8進出を果たしたアトランタ・オープン(ATP250)で左膝を負傷し、再びツアーから離脱していました。 試合後のインタビューで心境を尋ねられると「複雑ですね。もうちょっといいプレーはしたかったし、理想でいえば、勝つかセットをとるかはしたかった」としたうえで、「プレー内容としては悪くはなかった」と振り返ります。 また左膝の状態については、「痛みはそこまでなかったですけど、やっぱりまだ足のことなのでかばってたところもあったのかなというのは感じますね」と語ります。約8ヶ月ぶりの実戦復帰については、「ギリギリ楽しめなかったぐらいですかね。まだ悔しさがちょっと勝ってます」と話しました。 今後は、「たぶん試合をいくつかすれば調子も戻ってくるような気もするので、焦らず体もまだ痛いところもあるので、しっかり治してまた次の試合に臨みたいなと思います」と意気込んで、インタビューを締めくくりました。