雷雨で遅延となった名古屋vs湘南は1-1の引き分け…両チームとも3試合勝ちなし
[6.16 J1第18節 名古屋 1-1 湘南 豊田ス] J1第18節が16日に行われ、豊田スタジアムで対戦した名古屋グランパスと湘南ベルマーレは1-1で引き分けた。 【動画】女優が日本代表戦に来場→“一般人”として地元TVのインタビュー受ける 前節終了時点で7位の名古屋と18位の湘南が顔を合わせた一戦。雷雨の影響により、45分遅れでキックオフとなった。 前半17分に湘南MF小野瀬康介のミドルシュートがクロスバーを叩くと、名古屋も攻勢を強め、同29分にMF永井謙佑のスルーパスからFW山岸祐也が左足でネットを揺らす。しかし、オフサイドで得点は認められない。 その後もゴールへ迫った名古屋は前半33分に均衡を破る。右サイドのDF吉田温紀が狙い澄まして低いクロスを入れ、永井が右足のボレーでゴール右へ。9試合ぶりとなる今季4得点目で1-0とした。 湘南はビハインドで前半を折り返したが、後半15分にゲームを振り出しに戻す。小野瀬がMF田中聡のパスを受け、ペナルティエリア左でのカットインから右足でシュート。鮮やかにゴール右に突き刺し、今季初得点を挙げた。 ただ、ゴールシーンの前に湘南GKソン・ボムグンの低弾道のパントキックが山下良美主審、名古屋MF稲垣祥の順に当たり、そのこぼれ球から攻撃が展開されていたため、ドロップボールだったのではないかと名古屋側が猛抗議。それでも数分間の中断を経て小野瀬の得点が認められた。 後半24分にはMF奥野耕平のパスが相手に当たって裏へ流れ、そのボールに反応したFWルキアンがドリブルから右足で決める。しかし、VARの介入でオフサイドの判定となり、湘南の逆転弾は幻となった。 終盤も互いに攻め込んだものの、勝ち越し点は生まれずにタイムアップ。両チームとも3試合未勝利となった。