【陸上】昨年末に事件に遭った故キプラガット氏 犯人に懲役35年の判決 五輪3度出場のウガンダの第一人者
男子3000m障害で五輪に3度出場した故ベンジャミン・キプラガット氏(ウガンダ)を殺害したとして、2人の男が懲役35年の刑をケニアの裁判所に下されたことがわかった。 女子マラソン・ウガンダ代表のチェプテゲイが死去 五輪から1ヵ月経たぬうちの惨劇に悲しみ広がる キプラガット氏は昨年の大晦日、ケニア・エルドレットで自身の車中から遺体となって見つかり、首に傷があったという。殺人事件として捜査され、殺害の動機は明らかにされていないが、強盗とみられている。 1989年生まれのキプラガット氏は、2008年のU20世界選手権の銀メダリスト。五輪では2度決勝に進出。世界選手権には5大会連続6回の出場経験があった。8分03秒81の自己記録は現在もウガンダのナショナルレコードとなっている。
月陸編集部