ソロ活動30周年記念ライブを開催した奥田民生

シンガー・ソングライター、奥田民生（59）が26日、東京・両国国技館でソロ活動30周年記念ライブ「59―60」をスタートさせた。 【フォトギャラリー】ソロ活動30周年記念ライブを開催し、熱唱する奥田民生 節目の年に相撲の聖地で初の単独公演。2夜連続で実施し、初日を「ひとり股旅スペシャル＠両国国技館」、27日の2日目を「GOZ　LIVE　AT　RYOGOKU　KOKUGIKAN」と全く異なる演出でライブを展開する。 この日は約7500人の大歓声の中、神に扮した民生が自身の所属バンド、カーリングシトーンズの同僚、浜崎貴司（59）と登場し、お笑いコンビ、どぶろっくの歌ネタ「農夫と神様～大きなイチモツ」で幕開け。そこへ〝本物〟のどぶろっくが乱入すると、会場は爆笑の渦に。民生は「ようこそお越しいただきました。いつも通りのオープニングで…」とボケつつ、「これで皆さんと、会場が一つになった気がします」とニンマリだ。 回転ステージ上で名曲「何と言う」「さすらい」をギターをかき鳴らしながら19曲を熱唱。 「ひとり股旅」と銘打ちつつも、曲が終わるごとに「今日は何か、ゲストがね」と紹介し、どぶろっくや浜崎、寺岡呼人（56）、トータス松本（57）、斉藤和義（58）らカーリングシトーンズのメンバーや、THE　YELLOW　MONKEYの吉井和哉（58）など、縁の深い大物アーティストが多数ゲスト出演。 寺岡とユニット、寺田の名曲「寺田のテーマ」「健康」を披露したり、斉藤のヒット曲「ずっと好きだった」ではドラム演奏も。トータスと彼の所属バンド、ウルフルズの名曲「いい女」を、吉井と彼の提供曲「LOVE　LOVE　SHOW」をセッション。途中、吉井の登場場面を間違えて呼び込む思いがけないサプライズにファンも大喜び。最後は「ご褒美を頂いた気持ちです。ありがとう」と感謝し、代表曲「イージュー★ライダー」を出演者全員で披露。大団円を迎えた。