Google ドライブの「書類スキャン」が大幅アップグレード。邪魔な自分の影もなかったことに
GoogleはAndroid版Google ドライブの「ドキュメントスキャナー」に関する大規模なアップグレードについて発表しました。 新たに追加された「自動補正機能」により、スキャンした書類の影を取り除き、照明の問題を修正することができます。 この機能により、スキャンが美しくなるだけでなく、書類のデジタル化がスムーズになり、修正にかかる時間が短縮され、仕事にもっと集中できるようになるでしょう。 しかし、この機能は現時点ではiPhone版Google ドライブには対応していません。
どんな機能が追加される?
自動補正機能は、2024年12月の最新Google Workspaceアップデートの一部として提供されました。初期の機能として「自動シャープ化」「ホワイトバランス補正」「コントラスト強化」「影の除去」などが挙げられます。 適応できる効果は、スキャンする書類の状態や読みやすくするために必要な修正の量によって異なります。 ちなみに、自動補正機能を使用するには、Google ドライブアプリで書類をスキャンし、その後、右上の「補正」ボタンをタップするだけ。
今すぐアップグレード可能
現在、自動補正機能はAndroid端末に順次提供されています。 Googleによると急速リリーススケジュールに従っているデバイスは2025年1月2日までに、通常のスケジュールリリースサイクルに従っているデバイスは2025年1月6日頃までに提供されるとのこと。 なお、同機能はGoogle Workspaceのすべてのユーザーが利用でき、無料や個人アカウントのユーザーも対象です。
OSに則したチョイスが重要
この度追加された自動補正機能は、スキャンした書類をPDFファイルまたはJPEG画像として保存するオプション、書類に白黒フィルターを追加する機能などに続くものとなります。 Google ドライブはAndroid端末における優れたドキュメントスキャナーアプリの1つです。ただiPhoneユーザーが書類スキャンをする際は、Apple NotesやQuickScanなど、別のアプリを試すのもアリかもしれません。 Source: Google(1, 2, 3)
ライフハッカー・ジャパン編集部