【阪神】岡田彰布監督、広島戦用の左腕リレーで逃げ切り「向こう残ってるの左ばっか。出さす必要ないやん」一問一答
◆JERAセ・リーグ 広島1―2阪神(22日・マツダスタジアム) 阪神が大竹の好投で首位を守った。7回4安打無失点で4勝目。5回に小園、末包の連打で無死一、二塁を迎えたが、冷静に後続を打ち取った。7回無死一、二塁のピンチも末包、坂倉、代打・中村健を3者連続の内野フライ。広島戦は通算9試合の登板で7勝0敗とした。打線は大山が初回2死二塁で左前へ先制打。回1死二、三塁でも右犠飛を放った。8回は桐敷が無失点。9回はクローザーの岩崎が1点を返されたが、なおも2死満塁を切り抜けた。 以下は試合後の岡田彰布監督の一問一答 ―岩崎はよく踏ん張った 「ほんまに、もう。2点ではなあ、ここの球場は分からんもんな、やっぱりな」 ―ピンチで緩い球を投げる余裕も 「いや、わからん、それは(笑い)」 ―大竹は相変わらずの好投 「いやいや、今日良かったよ。コントロールも良かったし。ピンチあったけど、あそこまではな。あの回(7回)な、そやなあ、点取られてたら桐敷いってたかもわからんけど。よう踏ん張ったよな、7回な」 ―無死一、二塁を迎えたが 「あそこでは代えれんよ、そんなもん」 ―8回は桐敷を起用 「いやいや、向こう残ってるの左ばっかりやから。左な、出さす必要ないやん」 ―岩崎、ゲラ、桐敷、石井と左右をうまく使える 「ゲラがちょっとな、広島にこの間もやられたからな。今日はもうあと2回やから左、左でな。ちょうど代打の出る打順やったからな」 ―大山が4番の仕事 「うん、まあなあ。もう1個大きいチャンスあったけど。あそこで1本出たらな、もうちょっと楽になってたけどなあ」 ―近本の3出塁で流れが良くなった 「おーん。やっぱり1番の方がええ感じやなあ」 ―きょうのように上位で点を取るシーンが増えれば、チームの流れもよくなる 「同じような繰り返しやで、でも。勝ったり負けたりで」 ―近本、大山が得点に絡み、先発がゲームメイク。いい試合だったのでは 「まあ、そうやなあ。4番が打点挙げてリードオフマンが出て、展開的にはな。打順の巡りも良かったしな。うまいこと1番からばっかりになったしな。あの辺は9番まで回したりは大きいわな」
報知新聞社