カミラ・カベロ&カリ・ウチス、米ビルボード【2024 ラテン・ウィメン・イン・ミュージック】で受賞へ
現地時間5月23日、米ビルボードと米テレビ局テレムンドが、カミラ・カベロとカリ・ウチスが米ビルボード【2024 ラテン・ウィメン・イン・ミュージック】で受賞することを発表した。授賞式は現地時間米国東部標準時6月9日21時にテレムンドで独占放送され、テレムンドの公式アプリおよびPeacockでも同時配信される。 「音楽業界におけるポジティブな変化、インクルージョン、ジェンダー平等のために積極的に活動している」ラテン系女性アーティストの努力にスポットを当てるこのイベントは、キューバとメキシコのルーツを持つカベロに<グローバル・インパクト賞>、コロンビア系アメリカ人のウチスに<ライジング・スター賞>を授与する。 公式プレス・リリースは「シンガーソングライター、カミラ・カベロの成功と貢献は、<グローバル・インパクト賞>に値します。この賞は、音楽を通じてだけでなく、大衆文化にも積極的な影響を与え、ラテン文化の大使として世界規模で活躍し、世界中のリスナーとつながる素晴らしい能力を持つ女性アーティストを表彰するものです」と、カベロの声が、世界中で大ヒット曲を生み出すだけでなく、移民問題、多様性、メンタルヘルス、女性のエンパワーメントなど、彼女が情熱を傾ける重要な問題を推進するために使われていることを強調している。 他にも、カベロはThis Is About HumanityとMiami Freedom Projectと提携し、米マイアミの新しい移民家族のためのコミュニティ・イベントを開催し、米フロリダ州でLGBTQ+コミュニティを標的にした不利な法案に対抗するため、 Equality FloridaとLambda Legalとともに50万ドル(約7,855万円)を集めた。彼女はまた、Healing Justice Projectを立ち上げ、人種・移民・環境正義を推進する全米の有色人種のオーガナイザーにメンタルヘルスのリソースを提供している。 一方、ウチスは「2018年にファースト・アルバムをリリースして以来、急速にチャートを駆け上がっていることで、<ライジング・スター賞>を授与されます。これは、新星がその音楽的才能を伸ばし、業界における地位を確固たるものにすることに成功したことを認め、祝福するものです」と声明は続けている。 シンガー、ソングライター、レコード・プロデューサーであるウチスは、R&B、ネオ・ソウル、ポップス、ラテン・リズムの要素を融合させた音楽で、音楽ジャンルにとらわれない英語とスペイン語のプロジェクトを交互に成功させてきた。1stアルバム『アイソレーション』に収録されている大ヒット曲「telepatia」は20億以上のストリーミング再生数を記録。米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で23週チャートインし、この10年間で最長のスペイン語のソロ曲となった。 カベロとウチスは、グロリア・エステファン(<レジェンド賞>)、アナ・バルバラ(<ライフタイム・アチーブメント賞>)、アンジェラ・アギラール(<ミュージカル・ダイナスティ賞>)、カニ・ガルシア(<スピリット・オブ・チェンジ賞>)を含む先日に発表された今年の受賞者リストに加わった。 女優ジャクリーン・ブラカモンツが司会を務める第2回目となる米ビルボード【ラテン・ウィメン・イン・ミュージック】授賞式のさらなる受賞者と詳細は数週間のうちに発表される予定だ。