21歳の誕生日を迎えた松木玖生(C)GettyImages

【サッカーU-23日本代表・ニュース】U23日本代表MF松木玖生は1日、U23ウズベキスタン代表との決勝戦に向けた思いを語った。

パリ五輪の予選を兼ねたAFC U-23アジアカップに臨んでいるU23日本代表は、準決勝でイラクを破り決勝進出とともに8大会連続の五輪出場を決めた。 4月30日に21歳の誕生日を迎えた松木は、20歳最後の試合となったイラク戦を振り返り「無事にパリの切符をつかむことができて、試合内容もすごくよかったと思いますし、無失点で終われたので良かったです」と喜びを口にした。一方で、「そのときは喜びを分かち合いましたけど、自分たちが求めているのはやはり優勝なので、すぐここにスイッチを切り替えられた。今日の練習も分かれてやりましたけど、全員が同じ方向に向かっていっていると思います」と語り、決勝に向けた準備を始めていることを説明した。 2年前のAFC U23アジアカップでは準決勝のウズベキスタン戦で敗戦。優勝を逃すことになった。当時の試合で途中出場していた松木は「2年前にもやっているチームではありますし、そういった選手たちもいる」としつつ、「ウズベキスタンは無失点で今大会来ているので、そういったところは自分たちがしっかりと得点を決めて、優勝を決められるようにしたい」と優勝への思いを明かしている。 パリ五輪への出場が決まったいま、今度はパリ五輪のメンバーに入るためのサバイバルが始まる。「いま来ているメンバーもすごくレベルが高い選手が多い。でも自分も試合に出ている以上、やっぱり結果を求めたい。このメンバーに入りたいという気持ちが強いんで、個人のパフォーマンスをしっかり出していけるようにしたいと思います」と語った松木。本大会のメンバーに入るためにも決勝のパフォーマンスには注目したいところだ。