札幌大柔道部員、大麻所持容疑で1人逮捕、3人書類送検 大学は公表せず
札幌大(札幌市豊平区)の柔道部員4人が4月以降、違法と認識しながら大麻とみられるものを所持したとして、道警は4日までに麻薬特例法違反(所持)容疑で部員1人を逮捕、残る3人を書類送検した。捜査関係者などへの取材で分かった。4人は既に退部し、柔道部は6月中旬まで活動を約4週間自粛した。札大はこうした事実を公表しておらず、同大事務局は「道警の捜査への影響を考慮した」と説明している。
札大柔道部は昨年の北海道学生柔道体重別団体優勝大会で優勝し、3連覇を果たすなど道内強豪として知られ、全国大会の常連。現在は部員約70人が所属している。 捜査関係者によると、4人は自ら使用する目的で大麻とみられるものを所持した疑い。いずれも容疑をおおむね認めているという。