「スペースうなぎ」 地球上でも食べられます【長野・岡谷市】
「岡谷のウナギ」が宇宙食になったという話はこれまでにも何度かお伝えしましたが、ついに、地球上でも食べられるようになりました。 ■宇宙飛行士・古川聡さん(去年10月) 「表面はパリッとしていて中はしっとりですね。おいしい、宇宙でもうなぎを食べられてうれしいです」 こちらは、ISS・国際宇宙ステーションで宇宙食として提供されたその名も「スペースうなぎ」。古川聡宇宙飛行士の「宇宙で、ウナギのかば焼きを食べたい」という一言が誕生のきっかけでした。 開発したのは、岡谷市の専門店「やなのうなぎ観光荘」です。先月末から、地球上でも食べられるようになりました。 商品化された「スペースうなぎ」。レジの隣で販売が始まっています。 中には興味津々のお客さんも…。 ■来店客(男性) 「実際もう(宇宙に)行っているんだと思った」 ■来店客(女性) 「興味はあります。すごいよね。あの人、宇宙で食べたんでしょ?」 どんな風味なのか、気になりますね~! ウナギのかば焼き自体は、工程が全く同じだということです。 風味が気になる!…ということで、古川宇宙飛行士の「食リポ」をどうぞ。 ■宇宙飛行士・古川聡さん(去年10月) 「地上で食べるのに非常に近い、ほとんど同じようなおいしいかば焼きです」 この「スペースうなぎ」。店に行かなくても味わうことが出来ます。 ネット販売も始まっていて、客の7割はオンラインストアで購入しているそうです。 ■観光荘・宮沢玲さん 「観光荘のことを知らなかったお客様もたくさんアクセスしていただいているのかなと感じていまして。宇宙ファンとか宇宙好きの方とか」 火を入れずにウナギを食べられるので、アウトドアのキャンプ飯や災害食としての活用も期待しているそうです。