衆院東京10区補選・当確の若狭氏事務所から中継(全文)連携取りいい筋道を
小池百合子東京都知事へのインタビュー
司会:はい、まず小池さんには選挙戦を振り返っていただきたいんですけども、連日応援に駆け付けて演説に立たれましたこの選挙戦、どのように振り返っていますか。 小池:そもそも今回の補欠選挙は、私が東京10区から抜けて都庁へ転身したことに伴うものでございます。ですから私にはまずこの地元に対しての責任がある。信頼できる方をこのあと後継してもらうということで、私はその責任があると。 そしてまた2つ目には、知事選を最初から覚悟を持って応援してくれた若狭勝さんであります。若狭勝さんにはより地元、地に足のついたそういう議員活動を国会でしていただくことによって、そして東京都と国と、そしてまたこの高野区長率いる豊島区、そして7人の侍をはじめとする地域の議員の皆さんとしっかり連携を進めていくことが私にとりまして東京大改革、そして日本の安心・安全の確保、総合的につながっていくのではないかと思い、一生懸命応援をいたしました。 緑のカラーですけれども、これも引き続き、今日はちょっともうブルーになってますけれども(笑)。 若狭:あ、あります。 小池:青い、はい、引き継いでいただき、そして透明なガラス張りの車もこれもそのまま活用していただきということで、まさしくこの東京10区を若狭さんに任せたよという意味で、それを皆さま方がお認めいただいたものと思っております。ぜひしっかりと連携を取りながら、3者にとっていい方法、いい道筋をつくっていきたいと思っております。 司会:この自らの後継とアピールしてこられました若狭さんが選ばれたことによって、都知事の都政運営、それから政治活動そのもの、どんな波及効果があるのかというのをもう少し具体的にお願いいたします。 小池:まず東京10区が、衆議院の議員がこれでちゃんと誕生したということで、この数カ月間の空白がなくなって、これはまず安心材料でございます。そして私、東京の大改革ということをお訴えしておりますけれども、例えば特区を活用して地域おこしをするであるとか、それからさまざまな、待機児童問題もそうでありますけれども、そういったとても都民の生活に近い課題は私自身がこの東京10区で活動してきたことがベースにございます。そしてそれをベースにしながら例えば今、高野区長は待機児童ゼロ作戦というのを考えておられるし進めておられる。一種、東京都と豊島区と、そしてそれを、国が特区制度を決めておりますので、そこが連携することによって単に連携、連携と言葉で言うのではなくて、生活者の方、有権者の方々が実感を持って東京大改革が進んでいるんだと。この3人、3つが連携して進んでいるんだということを実感していただければうれしいと思っております。 司会:政治塾の立ち上げなどのお話もありますけれども、政治活動、今後に向けては今回の補選の結果がどうつながっていくということがいえますでしょうか。 小池:そうですね、「希望の塾」という学びの場をつくることといたしました。私のTwitterとFacebookだけでお知らせをしているんですけれども、まだ最終的に数えておりませんが4000人を超える方がご参加の見込みでございます。それだけやっぱり政治を学びたいという人、政治に触れてみたいという方々が、東京のみならず全国から手を上げて来られるというこの現実をしっかりと受け止めながら、そこを真に学びの場としてより政治に関わっていくという方々を増やしていくことが政治の質の向上にもつながっていくと、こう思います。 司会:ありがとうございました。代表インタビューは以上です。ありがとうございました。