「春の高校バレー」として行われる「第77回全日本バレーボール高等学校選手権」山梨県大会が19日、開幕する。大会には男子16チーム、女子27チームの計43チームが出場し、全国大会の切符を懸けて熱戦を繰り広げる。男女ともに決勝は27日、甲府市の小瀬スポーツ公園体育館で行われる。 男子は、県大会22連覇中で第74回大会では初の全国制覇を果たした強豪の日本航空が頭一つ抜けており、連覇を「23」に伸ばせるか。公立勢の日川、甲府工、都留興譲館がどこまで日本航空に迫れるかが、注目となっている。 女子は全国高校総体（インターハイ）県予選で優勝した帝京三を筆頭に、公立校の青洲、韮崎が続く。私学では悲願の初優勝を狙う東海大甲府や男子とのアベック優勝を狙う日本航空も実力は十分でチャンスはある。 大会初日の19日は山梨市の「日川高校トレーニングセンター」などで男女の1回戦から準々決勝までを実施。20日には笛吹市の「いちのみや桃の里スポーツ公園体育館」などで男女の準決勝、3位決定戦、5～8位の決定戦を行う。 男女の優勝校は来年1月5日、東京体育館（東京都渋谷区）で開幕する全国大会に出場する。 （平尾孝）