「再び成功に導く素質がある」テン・ハフ後任候補に若きドイツ人監督が浮上? 昨季CL準優勝に導く。本人も「挑戦を歓迎する」
マンUの次期監督はテルジッチ?
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間28日、チームを率いるエリック・テン・ハフ監督の退任を発表した。暫定的にコーチのファン・ニステルローイ氏が新監督に就任するが、赤い悪魔を復活させる正式監督は誰になるのか、注目が集まっている。同日、イギリスメディア『The Sun』は、ドイツ1部ドルトムントの前監督であるエディン・テルジッチ氏を招へいする可能性を報じた。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ テン・ハフ監督は、22/23シーズンからユナイテッドを指揮。昨季はリーグ戦で史上最低となる8位に終わり、解任を求める声も上がっていた。しかし、FAカップの優勝と理想的な後任候補の不在から、2024年7月に2年間の契約延長が発表され、チーム再建を託されていた。迎えた今季、リーグ戦9試合を消化した成績は、勝ち点11の14位。ついにクラブは監督交代を決断した。 後任候補として、日本代表MF守田英正が所属する。ポルトガル1部スポルティングCPのルベン・アモリム監督の名前が取り沙汰されている。そんな中、『The Sun』は、「今月初めに本紙が独占的に報じたように、ユナイテッドの役員会は、クラブを再び成功に導く素質がある指揮官として、テルジッチ氏に注目している」と、現在フリーのドイツ人指揮官の就任可能性を報じた。 テルジッチ氏は昨季、DFマッツ・フンメルスらベテランとFWジェイドン・サンチョら若手を融合させ、コレクティブなチームを構築。UEFAチャンピオンズリーグ準優勝という、誰も予想していなかった結果を残すことに成功した。また15/16シーズンからの数年間、ウェストハムでアシスタントコーチを務めた経験もあり、プレミアリーグを知っている存在でもある。同メディアは、「情報筋によれば、テルジッチ氏はクラブ再建の挑戦を歓迎している」と、就任に前向きな様子を伝えており、今後の動向に注目が集まる。
フットボールチャンネル編集部