藤山直美、前川清に「ボケが入ってきた」と言われ「お風呂にポン酢持って入ったけど」6月1日から新歌舞伎座65周年記念公演
歌手の前川清(75)と女優の藤山直美(65)が17日、大阪市内で行われた新歌舞伎座65周年記念公演「前川清 藤山直美」(6月1~25日)の制作発表取材会に出席した。 2人の主演で、しがない旅芸人一座が和歌山・白浜で巻き起こす騒動を描く舞台「だいこん役者」と「前川清オンステージ」の2部構成。 「いつもながらのボーっとした、いるのかいないのかわからない役」と役柄を説明する前川を見て、直美は「隣の人(前川)どうしましょ? (セリフは)3行以上無理やし、右1メートル、左1メートルしか動くのは無理やとか、いろいろありますので」と苦笑した。 これに対して前川は「大丈夫です。直美さんとはたくさんご一緒させていただいてきた中で、舞台の上で長いセリフはダメだということがお分かりいただけた。台本見たらほとんど1行程度。お気をつかっていただいた」と感謝。逆に「緊張するほど吹いちゃう。(山田)まりやちゃんと気を付けなきゃって話してます」と明かした共演の女優、岸本加世子(63)に「最近、直美さんも吹くんですよ。ゲラが3人になりましたね。そういったとき、意外と助けます。直美さんもちょっとボケが入ってきましたから」とフォローを約束した。 すると直美は「私、『ボケ』言われてるんですよ。失礼でしょ。確かにこないだ、お風呂にポン酢を持って入ったけど」と自虐ネタを挟むと「前川さんはスゴい人。大スターですもん。だからなんか買おてね。着物も帯も前川さんに買おてもうたんです。だいぶ前ですけどね」と、ヨイショからのおねだりで岸本らを爆笑させた。