ズベレフが4強入り チチパスは最終戦届かず パリ・マスターズ
【AFP=時事】男子テニス、パリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2024)は1日、シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は7-5、6-4で第10シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)を下し、4強入りを果たした。 【写真9枚】準々決勝に臨むズベレフ、チチパスら 勝ち残っている中で最上位の世界ランキング3位につけるズベレフは、2日の準決勝で第13シードのホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)と対戦する。一方、チチパスはこの敗戦により、2019年に優勝しているシーズン最終戦ATPファイナルズ(ATP Finals 2024)に出場する可能性がついえた。 2022年大会王者のルーネは第9シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)を6-4、4-6、7-5で破った。両選手ともに、イタリア・トリノ(Turin)で10日から17日まで開催されるATPファイナルズ出場の可能性を残している。 第15シードのウゴ・アンベール(Ugo Humbert、フランス)は6-2、7-6(7-4)でジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson、オーストラリア)を退け、3回戦で第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)を撃破したのに続いて地元ファンを喜ばせた。 アンベールは準決勝で、2018年大会覇者でロシア出身のカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)を迎え撃つ。ハチャノフは、昨年大会の準優勝者で第8シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)に6-2、6-3で勝利。33歳のディミトロフは、これで最終戦出場の望みが絶たれた。【翻訳編集】 AFPBB News