『ジャージー・ボーイズ』イーストウッド監督初のカメオ出演
クリント・イーストウッドの最新作、“ザ・フォー・シーズンズ”の真実を描いた映画『ジャージー・ボーイズ』(9月27日公開)に、イーストウッド監督自身が初のカメオ出演していることがわかった。過去には、アルフレッド・ヒッチコックやピーター・ジャクソンなどの名監督らが自身の監督作に、ワンシーンだけ出演してファンを驚かせてきたが、84歳になるクリント・イーストウッド監督も、自身初のサプライズを演じている。 イーストウッドの出演シーンはわずかに一瞬。その問題のシーンについて「“ヒッチコック的シーン”だよね(笑)。ボブ・ゴーディオ役のエリック・バーゲンと話をしている中で出てきたアイデアだった。一度、そのアイデアを頭から払いのけたが、女性スタッフに先手を打たれてしまって(出演シーンを)使用したんだよ」とコメントしている。
『ジャージー・ボーイズ』は、世界観客動員数2000万人を超え、演劇界の最高峰トニー賞受賞した大ヒットミュージカルを基にして描かれた作品。ザ・ビートルズ以前に世界を席巻したザ・フォー・シーズンズ。代表曲「シェリー」の大ヒットを皮切りに3曲連続で「ビルボード」1位を独占し、現在までに全米チャートを賑わせた曲の数は71曲もある。その伝説的人気ポップグループを本作では、彼らの名曲中の名曲と共に、彼らの友情と夢、栄光と挫折そして再生の実話を、同じ時代を生きてきたイーストウッド監督が描き出している。
公開情報 『ジャージー・ボーイズ』 配給:ワーナー・ブラザース映画 著作:(c) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPACENTERTAINMENT 公開: 9月27日(土)、新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他、全国ロードショー