山肌染めるミヤマキリシマ くじゅう連山、登山客が眺望満喫
大分県竹田市と九重町、由布市にまたがるくじゅう連山でミヤマキリシマが花をつけている。北大船山(1706メートル)の山頂付近は5日、ピンクの花が咲き誇り、多くの登山客がこの時季ならではの眺望を満喫していた。 長者原ビジターセンター(九重町)によると、くじゅう連山では現在、平治岳(1643メートル)や大船山(1786メートル)、三俣山(1744メートル)でもミヤマキリシマを見ることができる。来週いっぱいは楽しめそう。 さいたま市から訪れ、大船山で観賞していた高田宏和さん(69)、悦子さん(67)夫婦は「天候に恵まれ、想像以上に美しい。平日なのに多くの人ですね」と話した。