【小倉競輪(ナイター)FⅠ】「しびれた…」地元・柳詰正宏がダッシュ抜群の伊藤颯馬を好追走で今年初優出
<2日・小倉競輪・2日目> 「しび、しびれた…。マジでしびれた」。地元の柳詰正宏がもだえながら今年初優出の切符を手にした。 準決11Rで目標にしたのは九州屈指のダッシュマン伊藤颯馬。「仕掛けるところが分かっていても、ついて行けるかは分からなかった」というプレッシャーの中で、鐘3角過ぎからのカマシに何とか食らい付いた。「とにかく踏み出しに集中した。2人で出切ってからは、あとは颯馬が連れて行ってくれた」と、無事に2着に流れ込んで胸をなで下ろした。 「インフルエンザ、腰痛、花粉症で成績が107~108点から103点まで落ちた。今もずっと苦しい状態だけど地元で今年初優出ができたし、これをきっかけにしたい」。決勝は九州トリオで伊藤、瓜生崇智の3番手。本線ラインをしっかりと固め切って、復調の足掛かりを確かなものにする。