レスリング、ロシア勢不在に マメドフも五輪不参加
ロシア・レスリング連盟は13日、パリ五輪にロシア勢でただ一人、個人の中立選手(AIN)としてエントリーした男子フリースタイル65キロ級のシャミル・マメドフが負傷のため出場辞退すると発表した。国際オリンピック委員会(IOC)にも報告したという。タス通信が報じた。強豪ロシア勢は不在となる。 IOCはロシアによるウクライナ侵攻を支持する選手、軍や治安当局の選手をAINの対象外としてパリ五輪の出場資格を審査。男女計10選手が承認されたが、ロシア連盟は複数の有力選手が除外されたことに反発し、五輪不参加の意向を表明した。昨年の世界選手権3位のマメドフについては本人に判断を任せていたという。