地元クラブ・レッズに新加入の前田直輝が熱く決意「浦和の男に近づけるように」
「1対1は負けたくない」
浦和は1月14日、2024年シーズンに向けて新体制会見を実施した。 昨季3度目のアジア王者に導いたマチェイ・スコルジャ監督が1年で退任したが、ノルウェー人のペア・マティアス・ヘグモ監督が新たに就任。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! 選手補強ではホセ・カンテが引退したCFには清水からチアゴ・サンタナを迎え、さらに新助っ人としてはローマから左利きのウインガーであるオラ・ソルバッケン、スウェーデン代表MFのサミュエル・グスタフソンを加えている。 名古屋からは前田直輝、FC東京からは渡邊凌磨を獲得し、ベルギーでプレーしていた松尾佑介もレンタルバック。後方では宇賀神友弥の復帰、石原広教、井上黎生人、佐藤瑶大らの加入というトピックもある。 そのなかで、地元の浦和への熱い想いを語ったのは新アタッカーの前田である。 「僕は幼少期から浦和出身です。本当の浦和の男たちを見てきたので、その浦和の男に近づけるように頑張りたいです」 海外経験もあり、果敢な仕掛けが武器の男である。ヘグモ監督は4-3-3を基本システムにすることを説明しており、ウイングでの起用が予想される。 「1対1は負けたくない。そこは見てもらいたい。与えられたポジションで全力でやるだけだと思っています」 そう意気込みを語る前田の幼少期のスターは浦和で得点を量産したエメルソンだという。前田も浦和でどれだけ活躍できるのか注目だ。 取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)