3戦連発23号の大谷翔平、“450フィート超え弾”は今月4本目 止まる気配ない驚異的打棒に米実況ら愕然「全く馬鹿げている」
ドジャースの大谷翔平が量産態勢に入った。現地時間6月22日に本拠地で行われているエンゼルス戦に「1番・指名打者」で先発出場。3回裏の第2打席に自己最長となる3試合連続の23号本塁打を放った。 【動画】またも確信弾 大谷翔平の衝撃23号アーチを見よ 本人も打った瞬間に本塁打を確信する一打となった。チームが1点を先行した3回裏無死一塁で迎えた第2打席。相手先発のザック・プリーサックと対峙した大谷は、カウント0-2からインコース低めに投じられた84.9マイル(約136.6キロ)のスライダーを強振。ライト方向に高々と舞い上がった打球は、459フィート(約139.9メートル)地点に落ちた。 古巣エンゼルスとの初対戦となった前日には、センターバックスクリーン脇に、飛距離455フィート(約138.7メートル)の特大弾を叩き込んでいた大谷だが、この日も特大アーチ。ちなみに450フィートを超える本塁打を放つのは今月4本目。いかに自身のパワーをバットに伝えられているかが表れている。 その勢いも日増しに凄みが出てきている。直近7試合で6本塁打と、ペースを上げている大谷は6月に入ってから9本塁打とリーグトップを独走。7試合連続打点は、自己最長を更新した。 まさに絶好調のスラッガーには、彼を熟知するエンゼルスの現地実況も愕然とする。米スポーツ専門局『Bally Sports West』のウェイン・ランダッゾ氏は、「まさにロケットだ。しかも、昨夜は455フィートで、今日は459フィートだ」と図抜けた打棒に慄いた。 例年6月に好成績を収める大谷は、今回の一発でメジャー通算では同月52本目(460打席)と驚愕の数字を記録。これをXで伝えた米データ会社『Codify』は「ショウヘイ・オオタニは全く馬鹿げている」と脱帽した。 まさに夏男と言える大谷。その快進撃に陰りは見えない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]