新NISAの「成長投資枠」どうしてる?…ローリスク・ローリターンから、ハイリスク・ハイリターンまで、目的に合わせた活用術【FPが解説】
自分の投資方針に応じて活用方法も変わる!
成長投資枠の活用方法には、投資方針に応じて主に3パターンがあります。 まず、1つ目の活用方法は「つみたて投資枠と同じ銘柄の投資信託を積み立てる」というパターン。つみたて投資枠の年間投資上限額である120万円以上を積み立てたい場合には、このパターンを選択するとよいでしょう。 2つ目が「つみたて投資枠対象外の投資信託を積み立てる」というパターン。多少リスクを取っても値上がりが期待できる商品で積極的に運用したい人におすすめしたい活用方法です。つみたて投資枠では対象外となっている値動きの激しいアクティブ型などに投資をすることで、より大きなリターンを狙うことができます。 最後に、個別銘柄への投資にも挑戦してみたいという人は、3つ目の「株式投資をする」パターンを選ぶとよいでしょう。 ◆賢い「成長投資枠」の活用例は3つある 成長投資枠の基本的な活用法は、投資方針に応じて3パターン 成長投資枠の活用パターンは3種類に大別されます。堅実に資産運用をしたい場合は、CASE1のようにつみたて投資枠と同じ銘柄の投資信託で積み立て。より積極的に投資したい場合には、CASE2のようにつみたて投資枠で購入できない投資信託を選択。CASE3のように株式投資に挑戦するのもありです。 神戸 孝 FPアソシエイツ・グループ代表 ファイナンシャル・プランナー
神戸 孝