「長崎大水害を学ぶ」防災親子さるく
長崎放送
17日、長崎市で42年前の長崎大水害の被災状況など学ぶ「防災親子さるく」が行われました。 【写真を見る】「長崎大水害を学ぶ」防災親子さるく そのうち当時氾濫した中島川流域に通う小学生の親子35人が河川の周辺を歩きました。このイベントは防災意識の向上などを図るために県が毎年開いています。 42年前の7月23日、長崎市では3時間で300ミリ以上の雨が降り眼鏡橋が損壊するなど9つの橋に被害をもたらしました。 参加した児童「155センチぐらい?え?これぐらい水がきたってこと?」 子ども達は、当時の水位の高さや修復された石橋、その左右にできた空洞が水を逃がす『バイパス水路』であることを学んでいました。 小学5年生「流されてもちゃんともう一回保存しようと思うところがすごいと思いました」 保護者「いつ災害が起こるかっていうのは分からないので、どこに避難するとか日常生活の中でも声をかけて」 子どもたちは過去の被害現場をみることで防災への意識を高めたようでした。
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