耳触りのいいLofi-Hip Hopに身を委ねてチルな気分に浸れるリラックスゲーム『Spirit City: Lofi Sessions』リリース予定。日本語対応でデモが配信中
カナダのインディースタジオMooncube Gamesより、新作リラックスゲーム『Spirit City: Lofi Sessions』がPC(Steam)向けに2024年にリリース予定となっている。11月6日(月)現在デモ版が配信されており、インターフェースは日本語に対応している。 『Spirit City: Lofi Sessions』画像・動画ギャラリー 『Spirit City: Lofi Sessions』は心地よい雰囲気や空間を演出することに特化した、ゲーム性よりもユーティリティの面に重きを置いた実用的な作品になっている。本作に触れることでリラックスしたり、集中力を高めたりすることができるとのことだ。本腰を入れてプレイするようなゲームとは異なり、勉強や仕事といった作業のかたわらに置いてリフレッシュに使う、という遊び方となるだろう。 ToDoリストやタイマーといった機能も搭載されているとのことで、デスクワークや勉強などのお供としてもふさわしいかもしれない。 本作はBGMとして人気音楽ジャンル「Lofi-Hip Hop(ローファイ・ヒップホップ)」を採用している。Lofi-Hip Hopは2020年頃よりYouTubeのストリーミング配信などを中心に人気を博したカテゴリだ。ローテンポなリズムや意図的な音質の低さ、ノイズや環境音などを取り入れた独特な聴き心地が大きな特徴となっている。集中力を高めるため、あるいは睡眠導入のためなど、生活に根差した耳触りの良い落ち着いたBGMとして広く親しまれている。 『Spirit City: Lofi Sessions』ではローファイミュージックを思いのままに聞くことができるほか、それらの音楽ジャンルのゆるやかで落ち着いた、そしてどこか幻想的な世界観をビジュアルの面でも再現しているようだ。 プレイヤーは多様なカスタマイズによってアバターを分身として作成することができる。作成したアバターを部屋に住まわせ、ゆったりとしたリラックスタイムを送ることとなる。部屋も自分好みにアレンジや模様替えができるようだ。 ローファイの著名なストリーミング配信元であるYouTube「lofi hip hop radio 📚 - beats to relax/study to」のビジュアルよろしく机に向かって勉強したり、あるいはカウチで読書をしたり、ベッドに横たわりながらラップトップをいじったりといった、自分なりのリラックスタイムを過ごすアバターを眺めることが可能であることだ。 チルポップとも称されるアンビエントで落ち着いた音楽を聴きながらゆったりとした時間を過ごしつつまどろむのも一興だろう。 また、ときおりプレイヤーの部屋にやってくる「精霊」をコレクションするゲーム的な要素も用意されている。ゲーム内で提示されるヒントを基に音楽や部屋のカスタマイズなどを行うことで、それらが仲間になってくれるとのことだ。トレーラーではネコやウサギをモチーフにした非常にかわいらしい精霊たちの姿を確認できる。それらを眺めているだけでかなりのリラックス効果が期待できるだろうし、精霊と仲良くなることでさらにゲーム内の情報やオプションを解放することも可能だ。精霊もアバター同様に自由に着せ替えたりカスタマイズすることができる。 ゆったりと画面を眺めてリラックスしてもいいし、精霊のコンプリートを目指してみてもいいだろう。 ただ音楽に身を委ねるだけでなく、居心地のいい空間にインタラクトする楽しみもある『Spirit City: Lofi Sessions』のやすらぎの世界で、誰にも干渉されずにひと休みしよう。
電ファミニコゲーマー:波木銅
【関連記事】
- 『スターフィールド』正式リリースにあわせてSteam同接数が急増。早期アクセス期間のピークを超え、25万人を突破する大盛況を記録
- 『UNDERTALE』の“Megalovania”Tシャツや『Ib』の“「おいでよ」トートバッグ”がTGS2023で先行販売決定。『OMORI』のキュートなうちわも購入特典として登場
- 『スターオーシャン セカンドストーリー』リメイク版がついに発売。25年の時を経て「オリジナル声優によるフルボイスイベント」を実現
- 『レスレリアーナのアトリエ』主人公役・白砂沙帆さんがMCを務める新ポッドキャスト「美食アライグマみーたん」10月5日より配信決定
- 『スナフキン:ムーミン谷のメロディ』モバイル版が発売決定。アナーキーなスナフキンとして公園やパークキーパーを追い出そう。「ムーミン一家」などおなじみのキャラクターも登場