渡辺正行（2023年撮影）

　コント赤信号渡辺正行（68）が28日、フジテレビ系「ぽかぽか」（月～金曜午前11時50分）に生出演。コーラの早飲み王者の極意を伝授した。 　同じ正午枠だった国民的番組「森田一義アワー　笑っていいとも！」（1982年10月～2014年3月）で渡辺はコーラ（瓶で190ミリリットル）の一気飲みで人気者になった。番組スタッフがこっそりと、テーブルの上に栓を抜いた瓶のコーラを置いた。突然、置かれたコーラを見た渡辺は「あー、びっくりした」と驚いた。 　金曜レギュラーのアンジャッシュ児島一哉（51）から「ルールはあるんですか」と聞かれて渡辺は「これね常温じゃないとダメ」と話し、「冷たいと（ノドが）グッとしまっちゃうから、常温の方が飲みやすいんですよ」と極意を話した。当時は一般の視聴者から対戦者を募集して早飲み対決をしていた。体格のいい人は飲めてしまうため「ガタイのいいのにはキンキンに冷えたのを渡す」と秘策を語った。 　共演者からは「きったねー」などと非難されながら、渡辺は「だって、オレ負けちゃいけないじゃん。で、負けたことが1回あったの」と話し、「当時の『いいとも』プロデューサーの横澤さんが、いつもオレの楽屋なんか来ないのに、コンコンって来て『なべちゃん、負けちゃったね』って」と、ドアを薄く開けてすぐに閉じるジェスチャーを入れながら話した。 　さらに渡辺は「あっ、オレ、負けちゃいけないんだ。それから負けられない。オレ1日4本、5本飲んでも…」と胸を張った。そこでMCハライチ岩井勇気（37）が「68（歳）ですもんね、もう飲めないんじゃないですか」とうたぐり深い視線でカマをかけてきた。 　すっと立ち上がった渡辺は、左腕を後方に伸ばしてポーズ。神田愛花（44）のコールで一気に常温のコーラを完飲した。