佐賀南署は20日、佐賀市の30代女性がSNS(交流サイト)を通じ、計約397万円をだましとられる詐欺事件が発生したと発表した。
同署によると、女性は昨年12月19日ごろ、マッチングアプリで「日本で建築士として働いている外国人」を名乗る男と知り合い、「2人で生活していくために投資をして資産を増やしたい」などと暗号資産の投資話を持ちかけられ、26日に指定口座に5万円を送金。27日から今年1月5日までの間に指定された暗号資産口座に約392万円を送金した。
女性が、送金したお金を出金したいと伝えると「所得税がかかる」などと言われて家族に相談、詐欺が発覚した。